弊社ではPC廃棄業務と同時に物理的破壊によるデータ消去作業も行っております。
(データ消去作業につきましては廃棄費用とは別に費用が発生いたします。)
ゴミ箱の処理やフォーマットでのデータ消去だけで処分等を行う事は、
かなり危険な状態でデータを放出している事になります。
リース品等をフォーマット処理だけで返却した例で、その8割程のデータを
PCから復元できたという事例もあります。
データ消去を怠ったばかりに築き上げた信頼を一気に失い、
経営的基盤をも脅かす事にもなりかねません。
念には念を入れてデータ消去の対策を行う事は、今や必須となっています。
単純なフォーマットだけではハードディスク内のデータ索引部を消去しただけに過ぎず、
昨今流通しているデータ復元、復旧する為のソフトウェアにより簡単に復元する事が可能となっています。
元々は不意なハードディスクトラブルが出た際に用いるソフトウェアですが、
悪意を持った第三者によってデータを復旧されてしまうケースがあります。
所有者がデータを消去したつもりであっても復旧されてしまう可能性がある以上
確実な方法である物理的破壊が理想的なデータ消去となります。
・パソコンからHDDを取出し、HDD破壊機で加圧穿孔します。
・変形させる事で回転不能に、更に穿孔でデータ記録面を損傷させます。
・一目でHDDの破壊を確認できます。
・データの消去が終了した事を証明する、写真付きの「データ消去
完了証明書」を発行いたします。
データ消去機器についてはこちらを参照
・テープ及びスマホは廃棄対象外のため取扱い不可。
・基板から外せない記録媒体はデータ消去不可。
・HDD・SSD以外の記憶媒体については、事前にご相談ください。事前相談がない場合はそのまま処分場にて圧縮処理とさせていただきます。
(参考資料)
・社団法人 電子情報技術産業協会(JEITA)が発表したパソコン廃棄・譲渡におけるハードディスク上のデータ消去に関するガイドライン
・データ消去に関する技術的解説(JEITA)
・総務省 国民のための情報セキュリティサイト